落花生について

ピーナッツ、ナンキンマメの名でも知られている落花生は、中南米原産のマメ科の野菜です。花が咲いた後花茎が土にもぐり、地中に豆サヤができることから落花生と名付けられました。軽い火山灰土や砂質土で、25℃以上のときよく生育します。じかに種をまく方法もありますが、発芽までにカラスや野ネズミに食べられてしまうことが多いので、苗を育ててから畑に植え付けるほうが安全です。

落花生の栽培法

【品種選び】花葉が地面をはう大粒種と、茎葉が立ち上がる小粒種がありますが、家庭で作りやすいのは大粒種です。【種まき】5月上旬頃、直径10pくらいのポリ鉢に水はけの良い砂混じりの土を入れ、2〜3粒を2〜3pの深さに埋め、水をたっぷり与えて暖かい所に置き、夜はビニールなどで覆います。5〜6日で発芽しますから、本葉3〜4枚になるまで育ててから、畑に植えます。【植え付け】6月上旬〜中旬頃に行います。畑を耕し、70〜80p間隔にうねを作り、1株当たり1握りの化成肥料を溝全体に施し、土と混ぜてから、間土を3〜5pくらいの厚さにかけ、20〜30p間隔に苗を植え付けます。

落花生の栽培中の管理

【中耕・土寄せ】花が咲く頃に除草、中耕、土寄せをします。落花生の花は受粉すると、花の付け根から細い棒状の柄(子房柄)が伸びて地面に下がり、その先端が土にもぐって地中でサヤができるという珍しい実のなり方をします。かたい土ですともぐり込めません。中耕して、もぐりやすくしてやることが必要です。【追肥】化成肥料などを2〜3回与えます。【収穫】10〜11月頃、地上部が枯れかかった頃株ごと掘り上げて、逆さまにして乾燥させた後、収穫します。

落花生の栽培中の注意

【病害虫】黒渋病や褐斑病はベンレート、トップジンM、ダニコールなどで防除します。地下部のサヤを食害するコガネムシの防除は、有機物を多用しないようにすれば、コガネムシの産卵を少なくさせられます。【乾燥中】逆さまにしている間、カラスや鳩など鳥に食べられないよう注意が必要です。ネットなどで覆うとよいでしょう。

落花生の育て方



2008/11/21
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